2008年09月07日

エコカーでCO2削減

エコカーという言葉、だいぶ定着してきたでしょうか。
エコという考え方から、車をはずすことはできませんね。
世界の自動車台数は20世紀後半になって急増し、いまや7億台を超えています。

日本でもすでに私たちの暮らしや社会・経済活動にクルマは欠かせないものですね。
1955年には340万台であった自動車台数。2006年には約8,000万台。
乗用車の増加が著しく、自動車全体の約70%が乗用車だそうです。

その一方で、自動車社会の発展の負の部分も出て来ました。
今世紀最大の地球環境問題の一つとされる二酸化炭素(CO2)の排出などで
地球温暖化を加速させています。
排出ガスが原因の窒素酸化物(NOx)や粒子状物質(PM)などによる大気汚染や
騒音・振動公害ももたらしています。

エコカーはそうした状況の中でいま大いに注目されています。
環境への負荷が小さい自動車、つまり低公害車、エコカーの普及が急務です。
世界の自動車メーカーは、現在、様々な種類の低公害車の普及と、
さらなる技術開発のための努力を進めています。

実用段階にある低公害車、エコカーには次のようなものがあります。
(1)天然ガス自動車
(2)電気自動車
(3)ハイブリッド自動車
(4)メタノール自動車
(5)低燃費かつ低排出ガス認定車

近年、燃料電池自動車、DME(ジメチルエーテル)車や
スーパークリーンディーゼル車など、
次世代低公害車の研究開発等が進められています。  

Posted by fj at 14:51Comments(0)TrackBack(0)エコカー

2008年08月01日

CO2削減に期待される新しいクロロフィル

クロロフィルは、光をエネルギーとして、
水とCO2から有機物を合成(光合成)する化学物質のことですね。
CO2削減に有効な方法があれこれ模索されているなか、
クロロフィルにも注目が集まっています。

光合成というコトバは難解ながら、子ども時代からなじみのあるものの一つでしょう。
ポケモンの中でも、「くさタイプ」のポケモンは
「こうごうせい」という技を使って体力を回復させる設定になっていたりします。

クロロフィルにはaからdの4種があります。
a、b、cは可視光をエネルギー源に光合成をするクロロフィルです。
特にaはシアノバクテリアという原始的な微生物から高等な植物まで
どの植物も持っているクロロフィルです。

このクロロフィルのうち、dというタイプはこれまであまり見つからず
幻のクロロフィルと言われてきました。
しかし、このクロロフィルdが、実は世界中の海や湖に存在することが
海洋研究開発機構と京都大の研究チームによって発見されたのです。

クロロフィルaとクロロフィルbは陸上植物の光合成色素として、
クロロフィルcはケイ藻などの光合成色素として調査されていました。、
クロロフィルdは一部の紅藻に含まれているという不確かな報告があるだけで、
その分布や機能は全くわかっていなかったのです。

葉緑素=クロロフィルは光合成により二酸化炭素(CO2)を吸収しますが
クロロフィルdが吸収する量は、あまり多くないとされてきましたが
具体的には分かっていませんでした。
世界中に存在することなると、かなりの量があるわけで
CO2の吸収量も実は膨大なのではないか、と考えられるようになってきました。

クロロフィルdは可視光ではなく近赤外線を利用する「変わり種」です。
クロロフィルa は全ての酸素を作る光合成生物に存在するが、
d を持つ生物はただ1種のシアノバクテリア、アカリオクロリスだけだそうです。
  

Posted by fj at 10:57Comments(0)TrackBack(0)CO2と海