2009年11月24日

地球温暖化抑制にオキアミ?

オキアミが地球温暖化抑制に役立っているというのです。

オキアミというと釣り餌に使われたり、クジラの食物になることぐらいしか思い浮かびませんが
その圧倒的な数のために、地球環境への影響は計り知れないとも言われています。

オキアミは正式名称をナンキョクオキアミといいます。
南極にしか生息していません。

南極では夏になると、氷河が割れ海に植物プランクトンが大量に発生します。
この植物プランクトンを食べるのがナンキョクオキアミです。

このオキアミ、植物プランクトンを食べるときに硫化メチルを放出します。
実は硫化メチル、いったい何かというと、大気中に出て雲の元になる物質なんです。
大気中に硫化メチルが増えると雲を発生させ日差しを遮ることで地球温暖化の抑制になる、
と言われるのが今回のオキアミの説です。

最近の調査で、海氷が多いほどナンキョクオキアミが増加し、
大気中の硫化メチルも増えることがわかったのです。

小さな体のオキアミですが、私たちの生活に与える影響は大きいんです。
日差しを遮ること自体が即、温暖化防止になるかどうかは議論のあるところだと思いますが

なにか大きなものが地球環境を左右するのではなく
ひとつひとつは小さなものが実は大きな勢力になるあたり、
もっと私たちも認識しておくべきだと感じました。

こうした認識を個人個人が持つことが
CO2削減をはじめとする地球温暖化防止の際にはきわめて重要なことだと思います。